10月30日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

栗本鐵工所(5602)

10月27日、「業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」を発表しました。これが注目ポイントです。

 

2024年3月期第2四半期(累計) 連結業績については、売上高は599.0億円(前回予想比10.9%増)、営業利益は36.8億円(同104.4%増)、経常利益は40.2億円(同123.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は28.6億円(同138.3%増)に上方修正しました。

 

当第2四半期累計期間の連結売上高は、ライフライン事業及び産業建設資材事業において下期の売上予定案件が上期に売上計上されたことなどが影響し、前回発表予想数値を上回る見込みです。利益面では、ライフライン事業及び産業建設資材事業において売上高の増加、売上構成の変化に加え、各種原価低減活動の効果もあり、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前回発表予想数値を上回る見込みです。なお、2024年3月期通期連結業績予想については、前述の通り、上期は前倒しによる売上計上が大半を占め、現時点では、通期の業績に大きな影響がない見通しであるため修正はしませんが、不確定要素も多いことから、今後、詳細をさらに精査し業績予想の修正が必要な場合には速やかに公表する予定です。

 

2024年3月期通期連結業績予想に修正はありませんが、中間配当予想については、1株当たり50円(前回予想に対して5円の増配)とし、期末配当予想についても、1株当たり50円(同5円の増配)に修正します。これにより、年間の配当金については1株当たり100円(同10円の増配)となる見込みです。

 

<前日の東京株式市場>

27日の日経平均は前日比389.91円(1.27%)高の30991.69円と、大幅反発しました。5日移動平均線(27日現在30985.06円)を上回りました。一方、25日移動平均線(同31637.74円)、75日移動平均線(同32208.77円)共に下回っています。28日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比440円安の30600円、高値は27日16時45分の30990円、安値は28日02時20分の30530円でした。27日の騰落レシオ(6日移動平均)は101.00%でした。新高値銘柄数は43、新安値銘柄数は21でした。また、MACD(12日-26日)はマイナス330.27、シグナル(9日)はマイナス231.85でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス98.42でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうちが2つ(前日は2つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

27日のNYダウは続落し、前日比366.71ドル安の32417.59ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発し、同47.41ポイント高の12643.01ポイントでした。原油先物高が嫌気されました。イスラエル軍の報道官が27日、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザへの地上作戦を拡大すると述べたことが伝わり、WTI期近の12月物は前日比2.33ドル(2.8%)高の1バレル85.54ドルでした。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

中東情勢が悪化し、リスク回避的なムードが強い1日となりそうです。また、日銀は10月30~31日に金融政策決定会合を開きます。また、10月31日~11月1日には、FOMCが開催され、今週は「中銀ウイーク」です。このため、いっそう積極的に動きにくい雰囲気が強まることでしょう。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線は7日連続で下降しました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が10月23日の30999.55円を上回る必要があります。

 

25日移動平均線は、18日連続で下降しました。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で9月22日の32402.41円を上回ることが必要です。

 

今後に関しては、9月28日に「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」の状況になったため、調整入りのサインが点灯したと考えます。今後、「日経平均が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」になるまでは、調整局面が続く見通しです。

 

27日の東証グロース市場指数は前日比10.82p(1.33%)高の825.67pでした。5日移動平均線(27日現在825.52p)を上回りました。一方、25日移動平均線(同882.74p)、75日移動平均線(同939.02p)共に下回っています。5日移動平均線は、11日連続で下降しています。本日、上向きに転じるには、10月23日の817.15pを上回る必要があります。25日移動平均線は23日連続で下降しました。ちなみに同線は、9月21日まで46日連続で下降していました。本日、上向きに転じるには、9月22日の934.64pを上回る必要があります。

 

今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

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