個別銘柄情報(3/11分)

日精工(6471)、SMBC日興は投資評価を引き下げ
1041円 10円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価を従来の「1」から「2」に引き下げ、目標株価を同1700円から1300円に引き下げた。自動車事業は相対的に好調であり、16/3期には中国における在庫調整の影響があったことから、17/3期は為替要因を除けば実質増益基調とみているという。しかしながら、自動車事業も業績を牽引した電動パワステの売上高が踊り場に向かうと考えており、17/3期から18/3期にかけての業績拡大を見いだしづらいそうだ。

川重(7012)、SMBC日興は投資評価を引き下げ
325円 6円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価を従来の「2」から「3」に引き下げ、目標株価を同480円から300円に引き下げた。同社の業績予想を下方修正したという。為替前提を1ドル=旧120→新110円、1ユーロ=旧135円→新125円とし、16/3期の営業利益を旧951億円→新855億円、17/3期を旧933億円→新700億円としたそうだ。同社の為替感応度は1円/ドルの変動あたり営業利益で約20億円、1円/ユーロの変動あたり約2億円と予想し、17/3期では16/3期比約190億円の減益要因とみているそうだ。特に航空宇宙事業は為替の影響が大きいという。

日製鋼(5631)、SMBC日興は目標株価を引き下げ
377円 11円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「3」に据え置いたが、目標株価を従来の390円から320円に引き下げた。同社の業績予想を下方修正したという。16/3期の営業利益を旧115億円→新120億円、17/3期を旧92億円→新101億円としたそうだ。素形材・エネルギー事業については電力・原子力案件の受注は従来予想以上に厳しく、クラッド鋼管の案件一巡による売上減と併せて、同事業の17/3期減益幅は大きいと予想したという。

ペプチドリーム(4587)、みずほは目標株価を引き上げ
5100円 705円高のストップ高
みずほ証券は、同社の投資判断「買い」を継続し、目標株価を従来の5070円から9230円に引き上げた。技術ライセンス契約の締結ペースが予想以上に早く今後も加速が期待できること、また個別の製薬企業との契約金額単価が上昇していることを受けて業績予想を見直したという。16/6期の売上高は約52億円、営業利益は約34億円を予想。これにはノバルティス社への技術移転完了と、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社の臨床試験の開始を主に織り込んでいるそうだ。

高島屋(8233)、みずほは投資判断を引き下げ
912円 50円安
みずほ証券は、同社の投資判断を従来の「買い」から「中立」に引き下げ、目標株価を同1300円から1000円に引き下げた。4月12日に発表予定の2016/2期業績は、前年比3.1%営業増益とみずほ証券の従来予想及び会社計画を若干下回る着地を予想したという。売上高は概ね堅調に推移しているものの、婦人衣料の不振による粗利益率の悪化に加えて、コスト削減がみずほ証券の従来予想ほど進まなかった可能性が高いとみたそうだ。2017/2期以降も同様の傾向が続く可能性が高いと見込み、業績予想を下方修正したという。

スタンレ電(6923)、CSは目標株価を引き上げ
2558円 16円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来に2700円から2900円に引き上げた。16/3期営業利益を401億円(従来450億円)、17/3期営業利益を480億円(従来508億円)と予想したという。16/3上期に発生した品質改革及び中国の減産影響費用を反映し通期業績予想を下方修正したが、ホンダ外への新規受注ヘッドランプにより売上は拡大する見通しだそうだ。

積水ハウス(1928)、野村は目標株価を引き下げ
1911.5円 83.5円高
野村證券は、同社の投資判断は「Buy」に据え置いたが、目標株価を従来の2490円から2280円に引き下げた。17.1期の会社の業績計画は、従来の野村の予想と比べると部門別には多少の違いがあったものの、全体としてはほぼ同水準で、同社への投資スタンスを変更する必要はないと考えたという。ただし、株式市場の下落とともに野村がカバーする住宅関連企業9社の16年度予想ベースの加重平均PERが14倍に低下していてきたことを鑑み、目標株価を算出する際に使用する適用PER15倍から14倍へ切り切り下げたそうだ。

サンバイオ(4592)、野村は目標株価を引き下げ
1185円 163円高
野村證券は、同社の投資判断は「Buy」に据え置いたが、目標株価を従来の3450円から3000円に引き下げた。SB623の開発スケジュールそのものに遅れは生じておらず、再生細胞薬の開発、市場創造のシナリオは変わらないという。ただ、日本での導出先である帝人(3401)は臨床開始への準備を今後始めると見られ、開発が長期化する可能性があるため、野村の中長期予想から日本の売上高を除いたそうだ。潜在的には、当社が自前で行う日米での外傷性脳損傷を対象とした治験の進展などに注目しているという。

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