個別銘柄情報(3/17分)
三洋化(4471)、CSは目標株価を引き下げ
806円 8円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「OUTPERFORM」に据え置いたが、目標株価を従来の1160円から1090円に引き下げた。原料安によるSAPなどの採算改善効果により、16/3期の営業利益は会社計画を5億円上回ると見たという。今回、為替前提の見直しなどで17/3期の営業利益予想を10億円減額修正したが、12%増益と堅調な業績を予想したそうだ。紙おむつ向けSAP(高吸水性樹脂)は、15年7月から稼働を開始した中国の増設分(年産15万トンから23万トンへの増強)が16年度はフルに寄与すると考えたという。
アスクル(2678)、GSは目標株価を引き上げ
4285円 220円高
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断は「売り」に据え置いたが、目標株価を従来の2800円から3000円に引き上げた。決算を受け新規連結/BtoBの売上経費を見直し、16/5-18/5期営業利益予想を3%/4%/4%上方修正したという。一方、ロハコの収益性に引き続き課題があることから(一箱当たりの粗利額が小さい)、過度に株価はこれを織り込んでいるとの見方は不変だという。来期はBtoBは景気変動はあるものの、引き続き来期以降も一桁半ば(%)で伸びが継続と考えているそうだ。
コクヨ(7984)、岩井コスモは「A」でカバレッジを開始
1248円 32円高
岩井コスモ証券は、同社について、新規に投資判断を「A」、目標株価を1500円でカバレッジを開始した。16.12期は、国内でステーショナリーと通販・小売が堅調を保ち、需要増加に伴う競争緩和で採算が向上しているファニチャー事業が収益押し上げに大きく貢献すると見たという。海外では、インドやベトナムでの文具販売の伸びが続くと考えたそうだ。16.12期の業績について、岩井コスモでは、売上高が前期比3%増の3130億円、営業利益が同11%増の123億円を予想したという。
牧野フ(6135)、MUMSSは目標株価を引き下げ
696円 21円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーテインングは「Overweight」に据え置いたが、目標株価を従来の1410円から1030円に引き下げた。MUMSS業績予想の下方修正やバリュエーションの見直しなどから、目標株価を引き下げたという。一方、同社の受注は収益性の高いアメリカの自動車用エンジン加工や航空機向けなど大型案件中心に堅調であり、17/3期の増益確保が可能との見方を継続したそうだ。
オークマ(6103)、MUMSSはレーティングを引き下げ
792円 35円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーテインングを従来の「Neutral」から「Underweight」に引き下げ、目標株価を同990円から690円に引き下げた。今回、為替前提の変更に加え、受注環境の悪化などを織り込み、MUMSS業績予想を下方修正したという。17/3期の営業利益予想はYoY20%減と機械セクター内で最大の減益率に変更したそうだ。同社は汎用機がメインだが、特に、主力の米州、中国での受注環境が悪化、米州の工作機械受注は原油価格との連動性が比較高く、当面、本格的な株価反転は見込みにくい状況と考えたという。
ツルハHD(3391)、大和は目標株価を引き上げ
11240円 450円高
大和証券は、同社の投資判断「1」を継続し、目標株価を従来の11500円から12000円に引き上げた。暖冬影響もあったが、既存店が好調に推移し、3Q売上利益とも計画を上振れたという。引き続き良好な業績推移を予想し、大和の業績予想を引き上げたそうだ。3Qよりレディ薬局を新規に連結し、今後の利益貢献が期待できるという。
ゆうちょ銀行(7182)、大和は目標株価を引き下げ
1403円 3円安
大和証券は、同社の投資判断は「2」に据え置いたが、目標株価を従来の2000円から1650円に引き下げた。2015年度通期の当期純利益は銀行計画通りの3200億円を見込んだという。2016年度は減益を予想しているが、2017年度には利益の急回復が期待できるそうだ。安定的な」株主還元」を標榜/3%台半ばの配当利回りに投資妙味があるという。
デクセリアルズ(4980)、MUMSSは目標株価を引き下げ
1202円 13円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーテインングは「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の1670円から1500円に引き下げた。MUMSSでは、17/3期営業利益は97億円と予想したという。前年比では7.8%増だが、従来予想比では14.9%減となるそうだ。従来と比べて厳しく見る要因は、第一に、ハイブリッドSVRが想定していたほどには拡大しない公算が高まってきたこと、第二に、LCDパネル市場で在庫調整が進展する影響で、ACF(異方性導電膜)の出荷が低調にとどまると考えたこと、以上2点だという。
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