個別銘柄情報(5/6分)

日管財(9728)、大和は投資判断を引き下げ
1567円 36円安
大和証券は、同社の投資判断を従来の「2」から「3」に引き下げ、目標株価を同2200円から1700円に引き下げた。16/3期営業利益は52億円(前期比▲3.6%)。4Qに建物管理運営の収益性が低下、会社計画55億円、大和予想57億円に未達はネガティブな印象だという。大和業績予想を下方修正。営業利益で17/3期が55億円(前期比+5.2%、従来59億円、会社計画55億円)、18/3期が58億円(同+5.5%)と予想したそうだ。

伊藤忠食(2692)、みずほは投資判断を引き下げ
3925円 45円安
みずほ証券は、同社の投資判断を従来の「中立」から「アンダーパフォーム」に引き下げ、目標株価を同4070円から3500円に引き下げた。同社は説明会で、17/3期に減収減益を見込む要因として、セブン-イレブン・ジャパン向けの一部メーカーの帳合が減少するためと説明し、ネガティブとの第一印象だという。17/3期の営業利益予想は、帳合変更の影響を考慮し、39億円から33億円に減額したそうだ。

アウトソシング(2427)、いちよしはフェアバリューを引き上げ
3805円 150円高
いちよし経済研究所は、同社のレーティング「A」を継続し、フェアバリューを従来の3800円から4800円に引き上げた。16.12期1Q(1-3月)連結業績は売上高249億円(前年同期比41%増)、営業利益4.0億円(同28%増)。全事業とも概ね順調に推移し、いちよし予想(売上高245億円、営業利益3億円)を上回る水準であったという。4月にはイギリス及びオーストラリア、マレーシアの企業を買収するなど積極的な業容拡大を推進、今後の業績貢献が期待されるそうだ。

コネクシオ(9422)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
1333円 78円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価「1」を継続し、目標株価を従来の1500円から1600円に引き上げた。ドコモによる機種変更の販促強化に加えて、スマホ関連商材やドコモ光など商材の多様化によって、業績は好調だという。ドコモでは、dマーケットのコンテンツ拡充、光回線と携帯料金のバンドル、保険商品などの店頭販売を強化するとみられ、ショップの役割が広がり、同社の株価評価は見直されると考えたそうだ。

安川電(6506)、SMBC日興は目標株価を引き下げ
1236円 28円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「2」に据え置いたが、目標株価を従来の1410円から1030円に引き下げた。17/3期通期業績を、売上高3950億円(前期比4%減、会社計画比-50億円)、営業利益265億円(28%減、-15億円)、純利益170億円(24%減、-10億円)を、SMBC日興では予想したという。17/3期通期営業利益が会社計画比下振れを想定する背景は、下期を中心に会社計画が全般的にやや強気とSMBC日興では考えるためだそうだ。

スタートトゥ(3092)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
5150円 180円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「2」に据え置いたが、目標株価を従来の4000円から4760円に引き上げた。受託ショップの取扱高伸び率が4Qに更に伸長した点がポジティブだという。フリマ事業等のコスト増はあるものの、17/3期は特に上期のハードルが低く高い増益率を実現しやすいそうだ。加えて、総合型のB2CEC市場が販促合戦の様相を帯びる中、同社が高い市場シェアを既に確保しているゆえに過当競争が起きにくい点も、セクター内での安心感につながると考えたという。

大ガス(9532)、野村は投資判断を引き上げ
395.8円 7.2円高
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Reduce」から「Neutral」に引き上げ、目標株価を同380円から420円に引き上げた。国内ガス事業のコスト削減を主因に、17.3期の原料費調整制度上の差益などを除く修正EPS予想を上方修正したという。加えて、過去3ヵ月程度の間に株価は14%下落し、割高感が薄れたと考え、レーティングを引き上げたそうだ。株式市況が調整する中で、ディフェンシブ性の強い同社株に対し弱気のスタンスを継続するのは困難という点も考慮したという。

CTC(4739)、野村は目標株価を引き上げ
2520円 388円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の2350円から2400円に引き上げた。実績、計画ともにポジティブサプライズだという。一方、野村では、(1)5Gが離陸するまで、ネットワーク増強投資は減少基調を辿る(情報通信は減収へ)、(2)粗利益率の改善が小幅に留まる、ことなどを考慮し、17.3期営業利益は285億円(前期比2%増益)と、微増益に留まると予想したそうだ。

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