個別銘柄情報(5/12分)
トヨタ(7203)、みずほ証券は投資判断を引き下げ
5553円 81円安
みずほ証券は、同社の投資判断を従来の「買い」から「中立」に引き下げ、目標株価を同8100円から5500円に引き下げた。新興国向けIMVやTNGAの技術を投入したPriusなどの効果で、採算性の向上を期待していたが、費用の増加が先行するようだという。バリュエーション面なども鑑み、株価上昇への期待は縮小したと判断したそうだ。
ユー・エス・エス(4732)、大和は投資判断を引き下げ
1615円 47円安
大和証券は、同社の投資判断を従来の「2」から「3」に引き下げ、目標株価を同2100円から1700円に引き下げた。17/3期会社計画は、中古車オークション市場の活性化(出品台数同+4.4%、成約台数+2.4%)、昨年7月に続いて追加的な値上げを想定しており、減価償却費増(前期比+14億円)、軟調な中古車輸出動向なども含めれば、ハードルは高い印象だという。高収益体質に対する評価は変わらないが、安定的な成長に対するプレミアムの後退は避けられないと考えたそうだ。
出光興産(5019)、大和は投資判断を引き下げ
2183円 19円高
大和証券は、同社の投資判断を従来の「2」から「3」に引き下げ、目標株価は同2070円から2250円に引き上げた。過去1ヶ月間に同社の株価は上昇基調で推移しており、目先の好材料を概ね織り込んだと大和では考えたという。16年度の石油精製マージンが下振れリスクに弱いと考える点からも、積極スタンスは取り難いそうだ。大和の16年度営業利益予想は、会社計画を180億円下回る950億円(従来予想は900億円)としたという。
新生銀(8303)、野村は投資判断を引き上げ
168円 11円高
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Neutral」から「Buy」に引き上げ、目標株価270円は据え置いた。自社株買いを発表した点をポジティブに評価したという。バリュエーション面でもPBR(16.3期実績)0.5倍強と割安感が強いそうだ。野村予想等は決算後の訪問取材等を踏まえ、必要であれば見直したいという。
キーエンス(6861)、野村は目標株価を引き上げ
66800円 330円安
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の68000円から80000円に引き上げた。野村では、17.3期営業利益が2130億円(上期が前年同期比5%増の1050億円)、営業利益率52.0%を予想したという。10%超の物量増収率が、円高の悪影響を吸収し、Q1から前年同期比で増収増益の好業績を見込んだそうだ。
カシオ(6952)、野村は投資判断を引き下げ
1714円 227円安
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Buy」から「Neutral」に引き下げ、目標株価を同2900円から2000円に引き下げた。時計の高価格モデルの強化や、プロジェクターの拡販などは引き続き前向きに評価するも、それ以外の事業の全般的な落ち込みをふまえ、17.3期以降の業績予想を下方修正したという。17.3期の営業利益予想は従来値から70億円引き下げたそうだ。
武田(4502)、ドイツ証券は投資判断を引き下げ
5011円 19円安
ドイツ証券は、同社の投資判断を従来の「Buy」から「Hold」に引き下げ、目標株価を同5750円から5100円に引き下げた。決算と会社計画を勘案した結果、Entyvio予想は増額したものの、16~21年度のコア利益予想を11~35%下方修正したという。同社は数日中に新最高財務責任者を発表する予定で、武田のコスト基盤や低採算とみられる製品からなる大規模ポートフォリオの問題への取り組みの一段の進展を期待したいそうだ。
タカラトミー(7867)、岩井コスモは投資判断を引き上げ
714円 10円高
岩井コスモ証券は、同社の投資判断を従来の「B+」から「A」に引き上げ、目標株価を同800円から900円に引き上げた。今17.3期は3期振りに経常増益の見通しで、現代版ベーゴマ「ベイブレードバースト」等の伸長で会社計画を上回る業績が期待できるという。企業変革を継続中で、業績は拡大局面を抑えていると考えたそうだ。
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