個別銘柄情報(12/21分)
アドバンテ(6857)、野村は投資判断を引き上げ
1817円 135円高
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Neutral」から「Buy」に引き上げ、目標株価を同1330円から2503円に引き上げた。足元で、サーバーやスマホからのフラッシュメモリの高速化要求、DRAMの大型投資などによって、メモリテスタの需要が18.3期以降、大きく盛り上がると判断、18.3期以降の野村の業績予想を上方修正したそうだ。
テレビ朝日(9409)、野村は投資判断を引き上げ
2281円 42円高
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Reduce」から「Neutral」に引き上げ、目標株価を同1420円から2240円に引き上げた。17.3期の放送収入の下振れに制作費の増額が加わることによる業績悪化リスクが後退し、18.3期以降は業績の安定期に入ると予想したという。18.3期の営業利益予想を157億円→195億円へ上方修正したそうだ。
トヨタ(7203)、野村は目標株価を引き上げ
7122円 9円安
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の7200円から8500円に引き上げた。足元の円安を反映し、野村では115円/ドル、120円/ユーロ前提で業績予想を上方修正したという。換算影響も含め、対ドル、対ユーロで1円の円安は通期で各450億円、40億円の営業増益要因。為替以外は微調整。若干の原材料高を織り込んだが、連結販売台数が17.3期から拡大に転じるとの見方に変化はないそうだ。
日産自(7201)、野村は目標株価を引き上げ
1201.5円 32.5円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の1600円から1860円に引き上げた。日系完成車のトップピックとして推奨するという。17年の中国市場は大幅に悪化し、同社の中国事業の持分利益も前期比30%減を見込むが、三菱自動車(7211)の寄与が18.3期から本格化することもあり、持分利益全体では小幅悪化に留まると考えたそうだ。1)北米でのシェア拡大、2)三菱自動車との協業によるASEANの改善、3)高級車Infinitiの拡大など、自力での改善要因が大きい点も魅力だという。また、17.3期の配当利回りも4%超と下値リスクも限定されているとも。
UTHD(2146)、MUMSSは「Buy」でカバレッジを開始
950円 110円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社について、新規に投資判断を「Buy」、目標株価を1600円でカバレッジを開始した。製造派遣市場の拡大が見込まれ、同社人材供給力の高さが費用効率化とシェア拡大をもたらす点を評価したという。17/3期営業利益は36億円(前期比46%増)と会社計画25億円を上回る水準を予想したそうだ。更に18/3期は営業利益52億円(同44%増)で過去最高益更新を予想したという。
トラスト・テック(2154)、みずほは「買い」でカバレッジを開始
1664円 35円高
みずほ証券は、同社について、新規に投資判断を「買い」、目標株価を2200円でカバレッジを開始した。(1)派遣技術者数の増加ペースが業界平均を大きく上回っていること、(2)中堅・中小の派遣会社のM&A戦略が奏功していること、に注目したという。高水準の技術者数の増加により、同業他社を上回る増益が今後も続く見込みであることに加えて、追加的なM&Aによる更なる増益の可能性もあるそうだ。
IHI(7013)、MUMSSはレーティングを引き下げ
318円 6円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Neutral」から「 Underweight」に引き下げ、目標株価250円は据え置いた。複数の大型案件を抱える中、依然として業績下振れリスクが残ると考え、業績改善ペースは株式市場の期待値を下回ると予想したという。また、業績ドライバーである航空機エンジンも、収益性の厳しい新造エンジンの出荷が、来期にかけて大きく増加するため、業績面モメンタム鈍化を想定したそうだ。
JX(5020)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
499.5円 1.8円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価「1」を継続し、目標株価を従来の580円から620円に引き上げた。SMBC日興では、18/3期の予想経常利益を2890億円から2937億円に、19/3期を3238億円から3378億円に増額修正したという。主因は、18/3期及び19/3期の為替前提を110円/ドルから115円/ドルに変更したことだそうだ。また、今回の公正取引委員会に経営統合が認可されたことから、遅延リスクが低下したとみて19/3期の効率化効果を上積みしたことも増額修正の要因だという。なお、円・ドルレートが5円円安となった場合の感応度は、経常利益に230億円の増益効果と試算されるそうだ。
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