18日の海外動向と本日の相場見通し FOMC無事通過、円安を好感し、日経平均は堅調推移

19日の大阪ナイトセッション日経平均先物12月物は前日比110円高の21910円、高値は190514分の21920円、安値は190348分の21750円でした。18日のNYダウは続伸、前日比36.28ドル高の27147.08ドルでした。ナスダック総合株価指数は反落、同8.624ポイント安の8177.392ポイントでした。FRBが18日のFOMCで、大方の予想通り、政策金利を0.25%引き下げたものの、201920年の利下げ停止を示唆したことで、ダウは下落する場面がありました。しかしながら、パウエルFRB議長が記者会見で、金融緩和に柔軟な姿勢をみせたことで、ダウは引け際にプラスに転じました。NY原油先物相場は続落、WTI期近の10月物は前日比1.23ドル安の1バレル58.11ドルでした。NY円相場は反落、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=1084050銭でした。

 

FOMCを無事通過したことや、円安を好感し、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。想定レンジは22000円±200円程度です。パウエル議長が今後の金融政策に柔軟姿勢を示したことで、世界的に株式市場への資金流入が続くとの期待が高まっています。なお、日銀は19日に金融政策決定会合の結果を公表しますが、こちらに関しては、超絶金融緩和の現状維持が見込まれています。このようにECB、FRB、そして日銀が金融緩和姿勢を強化・継続する以上、世界の株式市場は当面、堅調推移となりそうです。

 

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