3日の海外動向 ３月の非農業部門70.1万人減、雇用情勢悪化、ＮＹダウは360ドル安
４日の大阪ナイトセッション日経平均先物６月物は前日比20円高の17700円、高値は３日20時59分の17870円、安値は４日03時16分の17570円でした。３日のＮＹダウは反落、前日比360.91ドル安の21052.53ドルでした。ナスダック総合株価指数は同114.228ポイント安の7373.083ポイントでした。３月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比70万1000人減と、2010年９月以来の減少となりました。失業率は4.4％と、前月の3.5％から大きく上昇しました。また、ニューヨーク州のクオモ知事は３日の記者会見で、新型コロナで前日から新たに562人が死亡したと発表しました。同州の１日の死者数としては過去最多で、状況の悪化が改めて意識されたそうです。ＮＹ原油先物相場は大幅続伸、ＷＴＩ期近の５月物は前日比3.02ドル（11.9％）高の１バレル28.34ドルでした。サウジアラビアが２日、ＯＰＥＣ加盟国やロシアなど非加盟の産油国に緊急会合の開催を呼びかけたことや、３日、「ロシアのプーチン大統領は減産に協力したいと述べた」との報道が買い材料になりました。ＮＹ円相場は続落し、前日比60銭円安・ドル高の１ドル＝108円45～55銭でした。
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