8月23日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
8月22日の日経平均は前週末比135.83円(0.47%)安の28794.50円と、3日続落しました。5日移動平均線(22日現在28951.73円)を下回っています。これは8月19日に下回りました。一方、25日移動平均線(同28060.78円)、75日移動平均線(同27174.75円)、100日移動平均線(同27178.37円)、200日移動平均線(同27547.75円)全て上回っています。23日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比240円安の28470円、高値は22日16時30分の28680円、安値は23日04時41分の28430円でした。22日の騰落レシオ(6日移動平均)は106.84%でした。新高値銘柄数は52、新安値銘柄数は7でした。また、22日現在のMACD(12日-26日)は476.65、シグナル(9日)は417.51でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は59.14でした。これは8月12日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。ちなみに、22日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「2つ」(前日は3つ)が点灯している状況です。
22日のNYダウは続落し、前週末比643.13ドル安の33063.61ドルでした。ナスダック総合株価指数は続落し、同323.642ポイント安の12381.573ポイントでした。パウエルFRB議長が26日、ジャクソンホール会議で講演する予定ですが、そこで、タカ派姿勢を改めて示すとの観測が強まり、リスクアセットの株式が売られました。なお、22日の米10年物国債利回りは前週末比0.04%高い3.01%でした。一時は3.04%と1カ月ぶりの水準に上昇する場面がありました。
本日の日経平均については、前日の米国株安・欧米長期金利上昇を嫌気して、軟調な展開を想定しています。ですが、22日のNY円相場は5日続落し、前週末比50銭円安・ドル高の1ドル=137円45~55銭でした。一時は137円65銭と1カ月ぶりの円安・ドル高水準を付ける場面がありました。この円安は日経平均の下支え材料です。また、売り方の買い戻しや、押し目買いニーズも強いため、下値は下値で堅いとみています。テクニカル的には、19日時点で5日移動平均線を下回り、22日も下回ったままです。また、5日移動平均線自体は22日に下向きに転じました。なお、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が8月16日の28868.91円を上回る必要があります。22日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比1.10(6.07%)高の19.21でした。本日の日経平均の想定レンジは22日終値28794.50円±400円程度です。
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